脂肪肝対策サプリ!タウリン・オルニチンどれがいい?

脂肪肝対策にはサプリを利用しよう!タウリンやオルニチンの効力は

脂肪肝とは?

 

脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が溜まった状態をさします。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に合併しやすい病気であり、放っておくと肝炎などを引き起こす原因となります。摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ってしまうと、余ったエネルギーはグリコーゲンや中性脂肪に変化し、体内に溜まっていきます。

 

中性脂肪は腸間膜(内臓脂肪)や皮下脂肪組織だけでなく、肝臓にもたくわえられます。そしてその中性脂肪の溜まった肝細胞が30%以上になると、脂肪肝と診断されるのです。

 

肝臓にたまる脂肪そのものは、内臓脂肪とは区別されます。しかし脂肪肝のほとんどがメタボリックシンドロームを合併しており、高中性脂肪・高LDLコレステロール・低HDLコレステロールなどの脂質異常を起こしやすく、動脈硬化の最もたる原因となります。また、糖尿病を合併する人も多く見られます。

 

初期のころは大した症状がありませんが、肝炎の原因となり、そのまま肝硬変に進行してしまうケースもあります。原因の多くが食べ過ぎやアルコール類の多量摂取ですが、糖尿病・ステロイド剤の服用・栄養障害などによって代謝がおかしくなった場合にも起きることがあります。

 

この、アルコールではなく過食が原因で脂肪肝から肝炎や肝硬変となる病気はNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)と呼ばれ、現在、増加傾向にあるため注目されています。

 

脂肪肝に効くレモン

 

三重大学の研究結果から、レモンには脂肪肝を抑える効果があることが判明しました。レモンは12月から1月にかけて旬を迎えますが、これに含まれる『エリオシトリン』という成分に、肝臓に脂肪が溜まるのを抑える働きがあるというのです。

 

太らせたゼブラフィッシュに、そのエリオシトリンを投与すると、血中の中性脂肪が約3分の2に減りました。ヒトの肝細胞を培養して脂質を加えた実験でも、同様の効果がみられました。これによって、メタボリックシンドロームなどの予防に役立つ新たなメカニズムがあきらかになりました。

 

エリオシトリンはレモンやライムに含まれるポリフェノールの一種です。特に皮に多く含まれており、強い抗酸化作用をもっています。最近では美容効果もあるとされ、サプリメントとして発売されています。スキンケア用品にも用いられていますので、アンチエイジングにも効果があるのかもしれません。

 

レモンには、脂肪肝を予防してくれるだけでなく、血圧を下げるなどの生活習慣病にも効果があります。上手に摂って美容と健康に役立てたいものです。

 

レモンを活用した料理としては、まろやかな甘さのはちみつレモン、蜂蜜とすりおろし生姜を入れた「レモン生姜」、長期保存できる万能調味料「レモン塩」、レモンの酸味とよく合う「人参とハムのレモンマリネ」などがあります。

 

グリーンレモンが使える料理では、はちみつレモンで手羽元を煮た「手羽元のはちみつレモン煮」、レモン果汁が隠し味になった「レモンマフィン」など、さまざまです。レモンは防腐剤・防かび剤不使用の国産品の使用をおすすめします。

 

脂肪肝の診断法

 

肝臓の検査はどのように行われるのでしょうか。ひとつは、肝臓の組織を採取する方法があります。この場合、まずは肝臓に針を指して組織を採取します。

 

次に、採取した細胞から中性脂肪を溶かして取り除きます。溶けだした脂肪の跡(脂肪空砲)によって、どれくらいの中性脂肪が溜まっていたかがわかります。この重量比を調べることで、肝臓の状態を知ることができるのです。しかしこの検査は大掛かりで痛みを伴います。

 

エコーを使って脂肪の状態を見ることもできます。エコーとは腹部超音波による検査のこと。肝臓の状態を、映像で間接的に見ることが出来ます。

 

エコーの映像で見ると、正常な場合、臓器は黒く映りますが、脂肪肝の場合は脂肪が白く映るため、肝臓だけが白く浮かび上がっているように見えます。実際にエコーを受けながら映像を見せてくれる病院もありますので、自分の目で確かめてみると良いでしょう。

 

人間ドックの検査にはたいていこのエコーが含まれていますが、最近の診断では受信者のうちのを2割から3割もの人に脂肪肝が認められています。検査を受けていない人たちの数も含めたら、日本には脂肪肝の人がかなりたくさんいるということになりますね。

 

もっと詳しく検査する場合は、CTスキャンという手法があります。こちらは皮下脂肪の状態や内臓脂肪の状態までがはっきりとわかり、脂肪肝だと肝臓は黒く映ります。かなり費用のかかる検査ではありますが、痛みがなく、精度の高い検査ができる技術は、受ける側としてはありがたいですね。